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動物たちとの暮らしは楽しく癒されるものです。しかし喜んでばかりはいられません。
健康で長生きしてもらうため、また誰からも愛されるように育てましょう。
動物病院は一生懸命サポートします。ここでは初めに何と言っても病気になる前の予防が大切ですから、その話をさせて頂きます。
混合ワクチン
予防の第一歩が混合ワクチンです。
身近に存在する危険なウイルスや細菌などの感染症から仔犬・仔猫を守ります。
生まれた年は生後2ヵ月頃から1ヵ月間隔で2〜3回接種します。
免疫が得られるまでには最終ワクチンから2週間程度かかります。
接種時期は家に迎えられて1週間程(新しい環境に慣れる頃)してからがベストです。可能な限り動物と一緒に居られる日で、かつ早い診察時間帯に受けられる事をお勧めします。下痢の時や便検査で寄生虫が見つかった時などには、それらの治療が済んでからになります。
翌年からは年1回の接種になります。
その他、仔猫の場合には発生率が比較的高く、ワクチン接種で予防できない猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)と言う病気もあります。野外でエイズに感染した猫と接触することによってうつりますので、外に出さないことがこの病気を回避する方法となります。また、補足説明となりますが戸外では多くの猫が交通事故、縄張り争い、伝染病などが原因で死亡します。可能な限り室内で飼育してください。

狂犬病ワクチン

恐ろしい人と動物の共通感染症です。日本では猛威を振るっていませんが海外からいつ侵入してもおかしくない状況です。狂犬病予防法により生後91日目以降から年1回の接種が義務づけられています。混合ワクチンの接種が済みましたらその1ヵ月後より接種可能です。また、初回ワクチン接種時に市町村への登録(生涯に1回のみ)を行います。
市町村への登録(登録料3,000円)および注射済票(予防接種料3,300円)の交付は当院で行うことができますので、改めて飼い主様が各市町村の窓口で手続きをする必要はありません。

フィラリア症

寄生虫と言えば、おなか(腸内)にいて虫下しで治るという印象を受けられると思いますが、フィラリアの場合は腸内でなく心臓に寄生するという点で他の一般的な寄生虫と異なります。フィラリアの子虫を持った蚊に吸血されると感染します。その後子虫は半年ほど体内で成長した後心臓に到達して心不全・循環不全などを引き起こします。このような病気になってからの治療は命に危険を伴う場合があるため、予防することが非常に大切です。予防は毎年蚊のみられる時期(この地域では5月から12月までの8ヵ月間が標準です。)に毎月1回錠剤かおやつタイプの予防薬を飲ませていただく方法と6ヵ月間予防効果の持続する注射を2ヵ月分の内服薬と組み合わせていただく方法などがあります。最近では1年間を通じて予防される場合もあります。

ノミ・マダニ・耳ダニ

ノミは激しいかゆみや皮膚炎を起こす最も一般的な原因です。ペットに精神的なストレスを与えるだけでなく、腸内寄生虫や猫ひっかき病(人と動物の共通感染症)などの病原菌を媒介することもしばしばあります。マダニも皮膚炎の原因となりますが、それにも増してバベシア症などの恐ろしい病気を媒介するという点で注意が必要です。
予防は春から秋(4月から11月)にかけて行いますが、生活環境によっては年間を通して行う必要もあります。1〜3ヵ月間隔で滴下式の外用薬を投与します。
また、戸外で保護された仔猫の多くは耳ダニを持っています。かゆみと黒褐色の耳垢がみられたら病院で検査・治療してください。

回虫・鉤虫・条虫・ジアルジアなど(腸内寄生虫)

おなかの寄生虫は主に下痢や腹痛などの消化器症状を引き起こします。これらの中には回虫をはじめ、人と動物の共通感染症も少なくありません。食事の口移しや一緒のベッドを控え、スキンシップ後の手洗いや便を速やかに始末するなど清潔を心がければ必要以上に心配することはありません。さらに定期的に駆虫薬を投与(ズーノーシスコントロール)すればより安全と言えるでしょう。

不妊(避妊・去勢)手術について

不妊(避妊・去勢)手術について
犬も猫も同様に1歳未満の早期に避妊手術をすると乳癌のリスクが激減します。したがって雌の場合、将来的に子供を作る予定がなければ、なるべく早い時期に避妊手術をすると良いでしょう。雄の場合も性ホルモンに起因した病気(犬:前立腺の病気や会陰ヘルニアなど)の予防やマーキングなど好ましくない行動を減らすという点でメリットがあります。手術時期としては初年度であれば混合ワクチンによって免疫ができる4ヵ月前後から行うことができます。

 

 

 

● お問い合わせ
Phone: 0566-73-3380
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